小さな1歩
大きな支えになります

当院では止血がうまくできない病気の子、肝臓や脾臓にできた腫瘤の摘出手術をおこなっています。

こういった手術では輸血が必要になることがほとんどです。

しかし、動物医療では人医療のように献血制度が整備されていません。
当院ではより多くの命を救うため、献血に協力してくれるわんちゃんやねこちゃんを募集しています。

ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

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ドナー登録条件

  • 年齢が1歳以上、8歳未満であること
  • 今現在、健康状態良好であること
  • これまで輸血歴がないこと
  • 妊娠、出産歴がないこと
  • 猫の場合、完全室内飼育であること

<以下の予防を行なっていること>

ワクチン接種 【犬】狂犬病ワクチン、5種以上の混合ワクチン
【猫】3種以上の混合ワクチン
フィラリア 【犬】毎シーズン予防している
ノミ・ダニ 投薬忘れなく、毎月予防していること

ドナー登録の流れ

[1] 来院

予定の日時にご来院いただきます(ご飯を抜いてきていただく場合があります)
採血終了後にご飯をあげることも可能です
ご希望の際はスタッフまでおつたえください

[2] 問診・検査

当日の体調をお伺いし、身体検査と血液検査(血球検査・生化学検査)を行います
検査結果に異常が無いことを確認後に採血を行います

[3] 献血採血

頸部、または前肢の血管から採血を行います(約1時間~2時間)

  • 安全な採血の為、採血部位を5cm四方程度毛刈りをさせていただきます
  • 状態によってはストレス軽減の為、鎮静剤を使用させていただく場合があります

[4] 献血後の処置

採血終了後は脱水を防止する為、皮下点滴を行ないます(採血量と同量)
処置が終わり次第、お迎えの時間をお伝えいたします
ふらつき等の異常が出ないことを確認の上、お帰りいただきます

[5] 帰宅後

帰宅後1日は激しい運動は避け、安静にしていただきます
翌日に当院より状態確認の電話連絡をさせていただきます

  • もし体調不良が認められた際は、電話の前後に関わらずご連絡ください

献血日の流れ

[1] 来院

予定の日時にご来院いただきます(ご飯を抜いてきていただく場合があります)
採血終了後にご飯をあげることも可能です
ご希望の際はスタッフまでおつたえください

[2] 問診・検査

当日の体調をお伺いし、身体検査と血液検査(血球検査・生化学検査)を行います
検査結果に異常が無いことを確認後に採血を行います

[3] 献血採血

頸部、または前肢の血管から採血を行います(約1時間~2時間)

  • 安全な採血の為、採血部位を5cm四方程度毛刈りをさせていただきます
  • 状態によってはストレス軽減の為、鎮静剤を使用させていただく場合があります

[4] 献血後の処置

採血終了後は脱水を防止する為、皮下点滴を行ないます(採血量と同量)
処置が終わり次第、お迎えの時間をお伝えいたします
ふらつき等の異常が出ないことを確認の上、お帰りいただきます

[5] 帰宅後

帰宅後1日は激しい運動は避け、安静にしていただきます
翌日に当院より状態確認の電話連絡をさせていただきます

  • もし体調不良が認められた際は、電話の前後に関わらずご連絡ください

Q & A

Q. ドナー登録に費用はかかりますか?

費用は一切かかりません
検査の結果、ドナーになれなくても検査費用を請求することはございません

Q. ドナー登録日はどのくらい時間がかかりますか?

通常は1~2時間程度となっております

Q. 献血時には麻酔を使用しますか?

麻酔は使用しません
その子の性格によっては鎮静剤(怖さを軽減する薬)を投薬する場合がありますが、
その際は投薬前に「薬の性質」について、しっかりと説明をさせていただきます。
飼い主様のご了承を得ずに投薬することは絶対にございませんのでご安心ください

Q. 採血量はどのくらいの量ですか?

体重によって変動します
一般的には安全な採血量(体重1kgあたり10ml~20ml)が定められています

Q. 採血後に注意することはありますか?

1日程度は安静にしていただくよう、ご案内をさせていただいております
採血後に脱水防止の為、病院で皮下点滴(採血量と同量)をさせていただきます

Q. 採血の頻度はどの程度ですか?

安全な採血を行う為、献血の間隔期間は3か月以上を設けております
1年のうち2回はご協力をお願いしております

Q. ドナーを途中で辞めることはできますか?

飼い主様のタイミングで脱退することが可能です
不安なことや気になることが出てきたりした際には、スタッフまで何なりとお問い合わせくださいませ

Q. 謝礼や交通費の支給はありますか?

献血に関しましてはボランティアとしてご協力を頂いておりますので、謝礼、交通費の支給はございません

Q. 供血側(ドナー)と愛血側(レシピエント)が交流することはできますか?

プライバシー保護の観点から、個人を特定できる情報は公開しておりません

レシピエントの飼主様から協力していただいたことに対する感謝のメッセージを匿名でいただき、ドナーの飼主様にメッセージカードとしてお渡ししております
何卒ご理解の程、お願い申し上げます

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