センター長・院長挨拶
ともに生きるよろこびのために。大切なご家族の一生を支え続けます。
東京動物医療センター センター長
石井 宏志
「自分が飼い主なら、病院に何をしてほしいだろう?」。当院ではスタッフ全員が飼い主の立場で考え、動物たちの気持ちに寄り添うことを大切にしています。目標としているのは、人と同じ質の医療を動物たちに提供すること。高度な医療を追求しできるだけ多くの命を助けるだけでなく、しつけや予防・健康管理のためのプログラムをご用意し動物たちの一生を支え続けることをめざしています。ご家族とのしあわせな日々を、ぜひ私たちに守らせてください。
All Care
~for the delight of living together~
東京動物医療センター 院長
木村 勇介
大切な家族の健康、そのすべてを守ります。 東京動物医療センターは"All care"の精神で動物たちに真摯に向き合い、ご家族との幸せな毎日を支えます。
私たちは「動物とご家族に寄り添う」ことを信条に、家族の一員であるペットたちに最良の獣医療とケアを提供します。さらに当院では、ヒト医療から得た知見を活かし、ペットたちにも同じような高度な医療を提供できるよう心がけています。
“地域医療への貢献”は、私たちにとって大きなテーマの一つです。地域の皆様に信頼され、必要なサポートを提供できるよう、スタッフ一同努力してまいります。
私たちの目標は、ペットたちが健康で幸せな日々を過ごせるよう、全力でサポートすることです。どうぞ、なんでもお気軽にご相談ください。あなたの家族と一緒に、明るい未来への第一歩を踏み出しましょう。
略歴
- 2010年 東京農工大学卒業
- 2012~2014年 東京農工大学 II種研修医(循環器科)
- 2010~2019年 都内動物病院で勤務
- 2017年 博士(獣医学)取得
- 2019年~ 東京動物医療センター勤務
- 2022年~ 院長就任
所属学会・認定資格
- 日本獣医循環器学会
- 獣医内視鏡外科学会
- 獣医学博士
- 獣医循環器認定医
業績
学会発表
- 若齢猫の心臓に発生した炎症性筋線維芽細胞腫瘍の2例,第117回日本獣医循環器学会
- 持続性心房静止を示した猫5例の心臓病理,第115回日本獣医循環器学会
- ネコ拘束型心筋症(心内膜心筋型)の形態病理発生に関する免疫組織化学的検討,第104回日本獣医循環器学会
- 猫拘束型心筋症例からのreal-time PCR法によるウイルスゲノム検出-ウイルス性心筋炎との関連性を視野に入れて-,第103回日本獣医循環器学会
- ネコ拘束型心筋症(心内膜心筋型)の病理形態発生に関する一考察-左室仮腱索との関連性を視野に入れて-,第101回日本獣医循環器学会
- 同腹猫にみられた心内膜心筋線維化型拘束型心筋症の2例,第100回日本獣医循環器学会,大宮ソニックシティ
原著論文
- 1) Kimura Y, Karakama S, Kobayashi M, Machida N. (2016): Incidence, distribution and morphology of left ventricular false tendons in cat hearts, Anat Histol Embryol, 45(6): 490-493.
- 2) Kimura Y, Fukushima R, Hirakawa A, Kobayashi M, Machida N. (2016): Epidemiological and clinical features of the endomyocardial form of restrictive cardiomyopathy in cats: a review of 41 cases, J Vet Med Sci, 78(5): 781-784.
- 3) Kimura Y, Karakama S, Hirakawa A, Tsuchiaka S, Kobayashi M, Machida N. (2016) Pathological features and pathogenesis of the endomyocardial form of restrictive cardiomyopathy in cats, J Comp Pathol, 155(2-3): 190-198.
- 4) Kimura Y, Hirakawa A, Shu N, Kobayashi M, Machida N. (2016): Feline endomyocardial restrictive cardiomyopathy occurring in one sibling pair, 動物の循環器, 49(2): 77-80.
- 5) 木村勇介, 佐々木崇文, 平尾秀博, 今井智子, 町田 登(2018): 左室腔に占拠性病変を形成した心室中隔原発血管肉腫の犬の1例, 動物の循環器, 51(1): 1-6.
- 6) Kimura Y, Harada T, Sasaki T, Imai T, Machida N. (2018): Primary cardiac lymphoma in a 10-week-old dog, J Vet Med Sci, 80(11): 1716-1719.
- 7) Kimura Y, Hayabe Y, Minami N, Goto M, Ishii H. (2022) Successful Curative Resection of Pancreatic Gastrinoma of a Cat, J Vet Anes Surg, 53, 3&4, 49-53
著書(翻訳)
- 1)木村勇介:獣医臨床超音波診 −心エコー検査による循環器疾患の理解−, 田中綾 監訳, 分担翻訳, 36-99(第2章), インターズー, 東京, 2013.
- 2)木村勇介:犬と猫の循環器病学, 町田登 監修, 分担翻訳, 275-316(第18章), インターズー, 2014.