診療案内

内視鏡外科

内視鏡外科について

腹腔鏡や胸腔鏡と呼ばれる特殊な器具を用いることで、通常の手術に比べて小さな負担で手術・検査を行います。

主な診療内容

腹腔鏡手術 腹腔鏡を用いた手術。腹腔鏡を用いない場合よりも、傷口が小さい。
避妊手術や、膀胱結石摘出手術など。

当院の治療方針

『負担の少ない手術を通して、動物と家族の幸せな共生社会を目指したい』
当院では2020年から上記の思いを胸に内視鏡外科を設立しました。
獣医内視鏡外科の先駆者である江原郁也先生(どうぶつ内視鏡外科ネットワーク代表)のご指導の下、地域に密着した内視鏡外科動物病院を目指して日々研鑽しています。当院で対応可能な症例に関しましてはご相談ください。

○内視鏡外科とは?
従来の手術ではお腹や胸の中を手術するためには
大きな切開が必要となり患者さんへの負担が大きくなりますが
内視鏡外科は小さな切開で手術を行うが可能血なるので患者さんへの負担が小さくなります。

○内視鏡外科の3つの特徴
①小さな傷口
 3-5mmのトロッカーと呼ばれる器具を用いて腹腔内へアクセスし、専用の手術器具を使って手術します。
 避妊手術では通常3ヶ所のトロッカーを設置します。
②拡大された良好な視野
 医療用のテレスコープという特殊なレンズカメラや光ファイバー光源、4Kモニターを使用して
 明るく、拡大された視野を映し出します。
③丁寧かつ負担の少ない手術
 肉眼では見えにくい部位も鮮明に確認できるため、
 繊細な手術操作が可能となり患者さんへの負担を軽減できます。

○開腹手術と腹腔鏡手術の特徴比較表

当院の症例実績

  • ①若齢犬の腹腔鏡下での避妊手術
  • ②若齢猫の腹腔鏡下での避妊手術
  • ③腹腔鏡下での腹腔内陰睾摘出術
  • ④犬の腹腔鏡補助下での膀胱結石摘出術
  • ⑤猫の腹腔鏡補助下での膀胱結石摘出術
  • ⑥腹腔鏡下肝生検
  • ⑦大型成犬の腹腔鏡下避妊手術
  • ⑧腹腔鏡下胆嚢摘出術
  • ⑨大型犬の腹腔鏡下避妊手術・予防的胃固定術

担当獣医師紹介

  • 岩田 剛史 TSUYOSHI IWATA

    • 内視鏡外科
    • 腫瘍科
    日本小動物歯科研究会認定レベル2、日本獣医内視鏡外科学会認定医レベル1、Vet's Radiation JAPAN CT実習研修修了"
    「地域医療に必要とされる腫瘍科を目指す」
    当科では上記をスローガンとして掲げ、岐阜大学動物病院と連携した腫瘍科診療に取り組んでおります。
    腫瘍治療においては、不安や迷いを抱くご家族も少なくありません。我々は適切な診断と豊富な知識と経験に基づいて、そのご家族に合った治療をご提案できればと考えています。
    また大学病院の専門医による診療を受けたい、大学病院に行きたいが遠くて困っている、そんな地域の患者様、主治医様のお役に立てるよう全力でサポートしてまいります。

    内視鏡外科では腹腔鏡や胸腔鏡と呼ばれる特殊な器具を用いて、手術や検査を行います。
    その最大の利点は、傷が小さく動物に与える痛みが少ない、動物にかかる負担が小さく術後の回復が早い、拡大された鮮明な視野で安全に丁寧な手術が可能といった点にあります。
    近年、獣医療では避妊手術などの予防的手術をはじめ、胆嚢摘出や乳び胸治療などの高度な手術も実施されています。
    手術を受けられる動物、飼い主様の不安に寄り添い、安心して頂けるように手術のご説明も丁寧にさせて頂きますので、お悩みの方はまずはご相談下さい。

診療時間

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