症例

脳腫瘍

概要

頭蓋骨内部(脳)に発生した腫瘍の総称で
原発性の腫瘍(一番最初に脳で腫瘍が発生したもの)
と続発性の腫瘍(鼻や口腔内など他の部位に発生した腫瘍が脳に転移したもの)
に大別される。

症状

腫瘍の発生部位や大きさによって症状は異なり
嗜好、性格、生活習慣の変化、ふらつき、一定方向への回転運動や徘徊行動
視覚・聴覚の消失、けいれん発作など。
進行した脳腫瘍ではけいれん発作が頻繁に発生すことが多い。

治療

一般的に外科治療、放射線治療、抗がん剤治療を行う。

当院での治療例

ペテモどうぶつ医療センター名古屋腫瘍科症例


診断名 髄膜腫
症例 トイプードル、8才、避妊雌
主訴 1ヶ月前に初めてけいれんが起きており、今回2度目のけいれんが起きた。
検査

来院時にはけいれんは止まっており、
血液検査にて異常が見られなかった為、後日CT検査を実施。
CT検査結果、左側頭葉に脳腫瘍を疑う病変を認める。

治療 岐阜大学にてMRI検査と脳腫瘍切除を実施。
術後は残った腫瘍細胞に対して放射線による治療を実施。
通常診察
052-509-5020